経済
トルコで過去最大の燃料値上げ:軽油が90リラ超え
2026年9月4日 13:01
トルコでは、共和国史上最大級の燃料値上げが実施された。深夜から、ガソリンは1リットルあたり2リラ57クルシュ、軽油は7リラ79クルシュの値上げとなった。この値上げにより、イスタンブール以外の80県で軽油とガソリン価格が90リラの大台を超え、過去最高値を更新した。
値上げの主な要因は、中東の紛争と供給不安を背景に、国際市場でブレント原油の価格が上昇していることだ。米国の空爆やイスラエルとイランの緊張が原油価格を押し上げている。イスラエルのカッツ国防相はイランのエネルギー施設を標的にすると警告し、米国のJD・バンス副大統領は、イランがホルムズ海峡で脅威を与え続ける限り協議に応じないと述べた。イランが海峡での拿捕(だほ)の脅威を強めていることも価格に影響している。
原油価格の上昇をいくらか抑えたのは、ロシアのプーチン大統領がウクライナ戦争を終わらせる合意の道が開かれており、米国と中国が和平合意を支持する可能性があると表明したことだ。ブレント原油は1バレル93.64ドルで取引されている。
今回の値上げにより、イスタンブール・ヨーロッパ側ではガソリンが76.92リラ、軽油が88.89リラ、アナトリア側ではガソリンが76.78リラ、軽油が88.75リラ、アンカラではガソリンが77.89リラとなった。
文=トルコニュース編集部




