テクノロジー
トランプ大統領、AI開発減速の要請を拒否
2026年9月16日 10:17
米国のドナルド・トランプ大統領は、主要な人工知能企業のCEOたちが呼びかけたAI研究の減速要請を拒否した。Anthropic、OpenAI、xAIの共同要請に対して門を閉ざしたトランプ大統領は、中国との競争において後退することは米国の世界的地位を弱めると主張した。
AnthropicのCEO、ダリオ・アモデイ氏がAI安全対策のために1~2年の追加期間が必要だとする呼びかけに、OpenAIのCEOサム・アルトマン氏とxAIのCEOイーロン・マスク氏が支持を表明していた。しかしトランプ大統領は「AIで勝つ者が勝つ」と述べ、米国が中国に対する優位性を維持すべきだと強調した。
この議論の背景には、Anthropicが先日公表した悪用報告書がある。報告書では、Claudeがサイバー作戦、詐欺、監視、生物兵器、銃器開発などの分野で使用されたと指摘されている。同社はまた、アリババ、DeepSeek、Moonshotなどの中国企業がClaudeの回答を自社モデルの訓練のために収集していると主張している。
AnthropicはAI安全のための独立した監査を提案する一方、サム・アルトマン氏もOpenAIが同じ慣行に参加すると発表した。トランプ政権のデイビッド・サックス氏は、企業が望めば自社の速度を落とすことはできるが、政府を利用して競合他社を遅らせようとすべきではないと強調した。こうしてワシントンでは、安全か競争かどちらを優先すべきかという議論が新たな次元に入った。
文=トルコニュース編集部
出典:cnnturk.com

