日産、欧州で「キックス e-POWER」を生産へ 英サンダーランド工場に170億円投資
日産は欧州市場向けの新型モデルを投入すると発表した。この一環として、創立40周年を迎えた英国のサンダーランド工場で生産される日産「キックス e-POWER」ハイブリッドモデルに1億7000万ポンドが投資される。コンパクト(Bセグメント)クロスオーバーであるキックスは、日産のe-POWERハイブリッド技術を搭載し、同工場で「キャシュカイ」「ジューク」「リーフ」とともに生産される。
日産AMIEO地域担当社長のマッシミリアーノ・メッシーナ氏は、「このニュースは欧州地域にとって非常に喜ばしい進展であり、新モデルを新市場にいかに機敏かつ迅速に投入できるかを示す最も具体的な証拠だ」と評価した。メッシーナ氏はさらに、「キックスは独自のe-POWERハイブリッドパワートレイン、目を引くデザイン、革新的な技術で際立つコンパクトクロスオーバーだ。欧州の顧客は選択肢のある電動化を求めている。キックスの導入は、日産があらゆる人に適した選択肢を提供していることを改めて示すだろう」と述べた。
2代目キックスは現在、日本、メキシコ、ブラジルで生産され、世界市場に供給されている。これまでに70以上の市場で180万台以上の販売実績を達成したこのモデルは、欧州で初めて導入される。この動きは、日産の製品ラインナップを新たなe-POWERハイブリッドモデルでさらに充実させ、あらゆる顧客ニーズに合った多様な電動化オプションを提供する戦略の一環と見られている。
キックスはサンダーランド工場で生産される10番目のモデルとなる。同工場は1986年に最初の日産ブルーバードが生産ラインから出て以来、1200万台を生産し、重要な節目を迎えた。この数字は平均1分45秒ごとに1台を生産する計算になる。日産サンダーランド工場の生産担当ゼネラルマネージャー補佐、アダム・ペニック氏は「サンダーランドへのこの新モデル割り当てを発表できることを誇りに思う。世界水準の生産拠点として40周年を迎える最高の形だ」と語った。




