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入り口も出口もない駅、日本に存在 目的は絶景を楽しむためだけ

2026年9月5日 02:35
入り口も出口もない駅、日本に存在 目的は絶景を楽しむためだけ

山口県にある清流みはらし駅は、通常の目的とは異なる役割を果たしている。この駅は、乗客を町や集落に運ぶためではなく、周囲の自然美を鑑賞するために設計されている。

錦川清流線に位置し、2019年に開業したこの駅は、山間部の錦川のほとりに設置されている。単一のホームのみで構成され、周辺には集落はない。ホームから外界へつながる道路、階段、スロープ、遊歩道などは一切存在しない。そのため、駅に到達する唯一の方法は、ここに停車する列車に乗ることである。

この特異な構造は意図的に作られたものである。清流みはらし駅は、従来の交通拠点というよりは、訪問者が錦川や急峻な山々、周囲の深い森林を眺めるために設置された。建設時には、必要な資材も道路ではなく列車で運ばれたとされている。

通常のダイヤの列車はすべてこの駅に停車するわけではない。清流みはらし駅には、特定の臨時列車や観光列車でのみアクセスできる。これらの列車はホームに約15分停車し、乗客は降りて写真を撮ったり、景色を楽しんだりする。時間が来ると、他に行く手段がないため、全員が再び同じ列車に乗り込まなければならない。

こうして、鉄道駅の基本的な目的である「どこかに到達する」という概念は逆転し、清流みはらし駅では、駅自体が旅の目的地となっている。

文=トルコニュース編集部
出典:onedio.com

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