外交
ネパール洪水被害、死者1287人に、行方不明5000人超
2026年9月4日 13:07
中国国境に近いネパールのラスワ郡とその周辺で発生した洪水被害で、犠牲者が増え続けている。ネパール国家防災リスク削減・管理庁がソーシャルメディアで発表したところによると、洪水の影響を受けた地域での死者数は1287人に達した。行方不明者は5083人で、捜索救助活動が続けられている。
捜索救助活動には2万1000人以上の治安部隊が参加しており、これまでに1万3093人が救出されたと報告されている。洪水は8月26日にラスワ郡で発生し、数十本の橋が崩壊し、道路が損傷した。
専門家は、この災害が氷河の崩落によるものだと指摘している。米国地質調査所は、マグニチュード5.2の地震動の原因が氷河の崩落であると発表した。カトマンズに本部を置く国際山岳開発センターの専門家は、山岳地帯から分離した氷河の破片が引き起こした雪崩によって洪水が発生したと述べている。
洪水では、水力発電所に取り残された作業員の安否も懸念されている。ネパール独立エネルギー生産者協会の発表によると、合計947人と連絡が取れていない。行方不明の作業員の家族は、捜索救助活動の進行が遅いとして、政府とプロジェクト運営会社に抗議している。
文=トルコニュース編集部


