トルコ
白血病を克服した大学生、飲酒運転の車にはねられ死亡
2026年9月3日 17:13
アンカラで起きた悲劇的な事故により、白血病治療を成功裏に終えた若い大学生の命が失われました。中東工科大学(ODTÜ)就学前教育学科の学生である23歳のメルト・ドアン・アイドゥンさんは、8月26日にチャンカヤで道路を横断中に乗用車にはねられ重傷を負いました。病院に運ばれましたが、懸命な治療もむなしく亡くなりました。事故の瞬間は別の車のカメラに記録されていました。
映像には、猛スピードで走ってきた車が若い男性に衝突する瞬間が映っています。事故後、逃走したドライバーA.Ö.(25歳)は警察に逮捕されました。調査の結果、このドライバーは以前にも飲酒運転で免許を停止されており、事故当時のアルコール濃度は2.24ミリグラムだったことが判明しました。警察での手続きの後、裁判所に送られ、ドライバーは拘留されました。
悲しみに暮れる父親のハカン・アイドゥンさんは、ドライバーに免許がなかったこと、事故後に逃げたことを指摘し、車は猛スピードで、息子を19〜20メートルも引きずったと語りました。アイドゥンさんは、ドライバーに最も重い刑罰が科されるよう、法的措置を最後まで追及すると述べました。
父親によると、息子は2021年に大学入試の準備をしていた時に白血病と診断され、約2年間の治療を経て、ドイツから取り寄せた幹細胞の移植を受け、病気を克服しました。若くしてこの困難な闘いに勝利したメルトさんが、突然の事故で命を落としたことは、家族や友人を深い悲しみに陥れました。
文=トルコニュース編集部




