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ギリシャ情報機関でPredatorスパイウェアスキャンダル

2026年9月3日 10:14
ギリシャ情報機関でPredatorスパイウェアスキャンダル

ギリシャ国家情報機関(EYP)の一部の幹部が、違法なスパイウェア「Predator」によって標的にされたと報じられている。Predatorの被害者側の弁護士ザハリアス・ケセス氏は、ソーシャルメディアへの投稿で、EYPに勤務する重要人物らがこのソフトウェアで監視され、標的に送られたメッセージには機関の機密情報が使われていたと述べた。

ケセス氏は、EYPを監督する検察官ヴァシリキ・ヴラフ氏に加え、機関の副長官、安全保障局長、パトラの防諜部門責任者、コモティニ・クサンティ部門の元責任者、サイバー空間局の職員も標的のリストに含まれていると述べた。標的の端末にPredatorを仕込むか、その活動を継続するために数十通のメッセージが送られたとし、これらのメッセージの内容とタイミングは、EYPの人員構成、内部運営、作戦活動に関する情報が漏えいしていたことを示していると主張した。

ケセス氏は、具体例として、EYP幹部の人事異動、一部職員の電話回線、内部の管理事項、作戦上の情報が標的へのメッセージに使われたと述べた。2021年3月に送られたメッセージには、EYP長官の機関庁舎内の私的スペースの配置に関する機密詳細が含まれており、別のメッセージからは、パトラの防諜部門での最近の人事異動が把握されていたことがうかがえると述べた。

また、同時期にEYPに寄せられたばかりの情報が、標的を欺くために使われたとし、これは機関内部からリアルタイムで情報が収集されていた可能性を示していると強調した。メッセージの一つにはトルコ情報機関に関する話題も含まれていたとし、これらの発見はEYPの重要情報への系統的なアクセスが行われていたことを示していると述べた。

ケセス氏は、標的となった端末からどのデータが取得されたのか、その機密区分、情報がまだ第三者に渡っているのかどうかは、これまで十分に調査されていないと述べた。今回の事件を「スパイ目的の侵入」と位置づけ、国家安全保障を危険にさらすものであり、徹底的な調査が機関の義務であると強調した。

文=トルコニュース編集部

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